野球・ソフトボールにおいて『基本』と呼ばれる技術は多くあります。今日は守備を例に話を進めていきます。
正面に入れ ※ゴロ捕球
身体で止めろ
上から投げろ※スローイング
上記の内容は、少年野球や学生野球の指導者から耳にタコができるほど聞いた言葉だと思います。
しかし、この『基本』は正しいのでしょうか?
言い方を変えれば、この『基本』を忠実に守ることで上達するのでしょうか?
私の考えとしては、新しい『基本』を取り入れることが大事だと思います。
【守備】
バックハンド
ランニングスロー
ジャンピングスロー
ベアハンド
※グローブをつけていない利き手で捕球→送球の動き
上記の内容は今年から守備練習に取り入れています。ソフトボールでは塁間が短いため、内野ゴロが簡単に内野安打になってしまいます。
そこで、『エラーをしない守備』から『アウトを取る守備』に考え方を変えています。
内野安打とエラーは印象こそ違えど、ランナーが1塁に出ることは変わりありません。チームで考え方を変えて、消極的な守備から積極的な守備にシフトしています。
少年野球や学生野球に習った技術でプレーしている人が多くいます。それを全ては否定しませんが、上達したいのであれば新しい動きをマスターすることが大事だと思います。
時代と共に野球の理論は進化していきます。スマートフォンと一緒で常にアップロードしないと性能が落ち、時代遅れになってしまいます。
いつもアンテナを張り、新しいことを試していくことが上達への近道だと考えています。
主将 新井寛輝